Pinegrove / Marigold (2020)

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Pinegroveというバンドを知っているだろうか。

 

アメリカではカルト的人気を誇ってるインディロックバンドだという事。私は20年以上洋楽メインで聞いているが、今まで知らずにいた。

 

冒頭「Dotted Line」。Summercampみたいだな、なんて思いながら聞いていたが、サビ辺りでふわっと急に心を持っていかれた。これは何だと自分に問いかけ模索していると、辿り着いたのは「優しさ」。優しさって色々あるし、人によって捉え方が違うかもしれないが、皆が味わった事がある、「ただいま」と「おかえり」が交錯する時のあのホッとする様な感覚に近いかも知れない。

 

その後すぐに、ポールが作るような良質な小品「Spiral」でリセット(?)し、「The Alarmist」から再び美メロの楽曲が私を包みこんでくる。

 

聞く人によっては、何というかぼんやりと捉えどころのないアルバムに思う人もいるかもしれない。ただ私には、もうすでに当たり前にあるものとして、いつも側にいてくれるものとして、それはテレビのBGMだったり、お気に入りのカフェで恋人とお茶している時だったり、悲しくて泣く時のテーマソングと決まっていたり、そういう風にとけ込み鳴り響いてる様な感覚がある。

 

そして「Endless」が紡ぐメロディー。

この曲の後半にかけての、2分25秒辺りからの美しさは、私の言葉では正直的確に表現出来ないが、眩くとても大切で、この先も必ず残していかなかればいけないメロディーだという事。

それだけは言える。

 

今や世界言語、共通認識にもなっているラップもいいが、Pinegroveはいいぞ。